もり

 なぜ森に入ると心が和んだり、ワクワクするのか?それは子供の頃に森で遊んだ記憶があったりするのかもしれません。しかしその様な事が無くても森は人の心を変えます。

 森林浴という言葉は日本で生まれた言葉です。日本の森林資源を活用しようという事業です。多くの研究がされて森林の健康に対する効果は立証がされています。

 森の中には葉が風にそよぐ音やせせらぎの音、動物の鳴き声、虫の声など様々な高周波音がありそれが私達の自律神経に作用します。木々を使った香油がありますが、生きている木もそれらを放出します。またマイナスイオンが漂っているとされています。これらが気持ち良さをもたらすのでしょう。これらは元々人は日常的に包まれていた物です。今の現代のもりから隔絶された暮らしの方が異常で緊張を強いられていると考えられるのです。自然から自然に受け取っていた恩恵が無くなった事は大きな損失なのでしょう。

 人は動物です。いくら頑張っても人工知能には敵いません。機械の中や無機物の中ではなく有機物と有機的な繋がりを持って生きる事の有り難さを森で思い出すのかもしれません。