最近森に行きましたか?

日本の森は段々と少なくなっています。

現代の大きな問題の一つは人と森の隔絶にあると考えています。元来日本では里山や鎮守の杜と言われる様な森が生活圏の一部でした。

昔話に出てくる「おじいさんは山へしば刈りへ」は芝生を刈りに行くのではなく柴を集めに行ったのです。柴刈りは山で小枝を採って来る事です。  これは調理やお風呂の燃料にするのが主目的ですが、山の手入れにもなるのです。

人の手が入り、山の恵みを頂く事で山の生態系が豊かになる。これが日本人と森の繋がりでした。

森を慈しみ楽しむ。

森に行こう。

森の中に入る事で元氣を貰う事が出来ます。もう一歩進んで元氣でいるにはどうすれば良いかを考えるきっかけにもなる場所です。

元氣とは何か?元という漢字には「もと」と言う意味と「はじめ」という意味があります。元氣とは元々持っていた氣や初めから持っていた氣です。疲れが中々とれないや風邪をひきやすいとか、どこか調子が悪い時に「元氣になりたい。」と言います。                           それは体調不良がなかった時の氣に戻りたいと言う意味でしょう。

森は生命力に溢れる場所です。多種多様な動植物が生きています。言わば元氣が溢れる場所。元氣を貰うにはうってつけの場所です。しかし現代では多くの方が元氣を損なう環境で暮らしています。その中でどう生きると元氣を保つ事が出来るか?その方法は人により千差萬別です。マニュアルがある訳でもありません、なのでその方法を探す必要があります。

五箇荘の森

阿寒湖の森

大山の森

運営主体について

 喜氣の杜は株式会社あうわの鹿児島県霧島市にある出張所です。株式会社あうわは人の健康に資する講演・個別相談やサプリメント・医療機器の開発・販売をしています。健やかな生とは何かを考えるために「和の医療研究所」を開設しています。その一環として本来の人の生活とは何かを探る中で森の大切さに気づき喜氣の杜を開きました。

 「喜氣の杜」の由来は「和の医療研究所」の所長の先祖が霧島で林業にも関わり農閑期には山へ人を集め行っていました。森の恵みを受けて生きる事の喜びを教わり、先祖が代々名前に使って来た喜の文字を頂き喜びの氣があふれる杜と名付けております。

私たちの目標

 豊かな森で人が元氣になり森に行く人が増える事で失われつつある豊かな森が再び増え環境が健康になる事を目標にしています。その先に人の健康があります。人が先じゃないの?と思われるでしょうが人の為に自然があるのでは無く、自然があって人が在る。これが本来です。人類は進化していますが、人類が無から作り出した物質は何一つありません。地球にある材料を組み合わせて作っているだけです。唯一人類が作り出した物、それは意識です。意識は文字通りだと意味を識るですが、私は意志氣だと考えています。自分の意志という氣を持つ。その意識が作る欲が環境を壊して来ました。ならばその意識を変える事で環境が良くなる。そうすると氣がつくと人も健康になっている。その目に見える物の一つに森を選んでいます。環境の健康なくして人の健康なし。

全国の活動

森を守っている面々

Our Team

土壌

 苔の様に直接岩から生える植物もありますが、多くの陸上植物は土壌に根を張り水やミネラルを吸収します。土壌は何からできるか?枯れ葉や枯れ枝、動物の亡骸が細菌や真菌に分解されて土壌が出来ます。

 砂と土の違いは水分と有機物がどれだけあるかです。砂漠の砂は岩が砕ける事で出来ます。砂に水を入れれば土になる訳ではありません。

微生物、動物

 土壌ができる為には細菌や真菌、動物が必要です。そして植物が種を作る為には昆虫が必要な物があります。出来た種を運ぶ役割を動物がします。鳥が種を運んだり、鹿や狐、狸等が食べて糞と共に出したり、毛に付けて運んだりします。鹿や山羊の糞に種が紛れていると言わば土付きの種になります。糞から植物が生える。それまで岩場だった場所にも種を運搬できるのです。動物が種を食べるのと人が種を食べるのでは意味が違うのです。

植物

 土があり、そこに細菌がいてようやく植物が生えます。木は朽ちると土に戻っていきます。循環のサイクルがあるのです。そして雑木林と言われますが、森の中には低い木から高い木まであります。日の当たり具合で育つ植物が変わります。大きな木が倒れると日の当たり方が変わって次の木が育ってゆくのです。森の中を歩いていると時々朽ちた木の枝が落ちる音が聞こえたりします。

人類の二足歩行への進化は森から追い出された事がきっかけ

気候の変化により熱帯雨林が小さくなった時に私たちの祖先は森から追い出されました。森の中で木を渡り歩いていた生活から草原を歩く様になったのです。これは決して良い環境ではありませんでした。肉食獣に遭遇する危険性の高い生活です。森への憧憬にはそんな進化の歴史が影響をしているのかもしれません。森は共生する人を待っています。

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