菌ちゃん農法を知り一度やってみようと倒れた木をまとめて置いてみた。その上に小枝や雑草を積み重ね気が付けば他の場所よりも元気に草や木が生える場所に。しかし土の状態を見る事は出来なかった。
残念に思い数年。
うちの納屋の屋根に枯れ枝や枯れ葉が積み重なっている様子をみていたが、先日の強風で杉の大きな枝が屋根に乗っかっているのを発見。下ろした方が良いと思っていたら、去る日曜日の午後ぽっかりと時間が空いた。ホームセンターで熊手を買い(千葉は熊手の持ち主がいないので)脚立に登り熊手で枝を引っ掛けようとしたが届かない。恐る恐る屋根に乗る。屋根はとたんで錆びている。下から見ると野地板は大丈夫そうだから乗れるかもと思っていたが乗れた。屋根の上を熊手と箒を手に掃除。東側の屋根の枯葉の下には黒土が。夏は草が生え木も生えていた。今は葉を落としているが。それらも全て下に下ろす。
南側の屋根の枯葉を落とそうとしたら黒土が絨毯の様にロール状になる。見ると黒土の中に白いものが網目状に。草の根が見える。黒土の層は3cm程に。以前1cmの土ができるのに数十年とある本に書かれていたが屋根の上では10年掛からずに。見れば春の七草粥に入っていた物も。そして昆虫の幼虫やムカデもいる。木から落ちた枝や葉が積み重なり土に。鳥の糞が落ちた後もある。
図らずも屋根の上で土壌作りをした事に。無機物の上に出来た土壌。映画「ラピュタ」で見た石の上に草花が生い茂る事を自宅で見る事が出来た。自然の力強さ、そして黒土は無機物を腐食する。
とたんの屋根は場所によりめりめりと言いながら穴が開く。ラピュタ同様建物が崩壊するのではと思いながら屋根を歩く。時間をかけて自然が作った環境を私の都合で落とし、自分は落ちない様に気を付けるというおかしな事をしながらふと見ると、地上4m程からの視界は素晴らしかった。普段下から見上げる場所、はるか頭上にあると思っていた物が同じ高さまたは近くに見える。これはロシアンルーレットかもしれないが屋根の上で過ごしてもらうのも良いかなと思う。
