和の医療が目指すのは病氣を中心にするのではなく人を中心とした医療、そしてその中核に和という考えを取りいれ病氣を破壊するでも病気に蓋をする訳でもなく人が病氣を含めた輪を思い描く事で病気が自然と消える事です。
現在の医療は病氣を叩き潰すか症状を抑える事を主眼にしています。これで成功した疾患も多くありますが、そうでない物の方が多いのです。では治らないと言われる病気が本当に治らないのか?そうではありません。一般的な治療法ではない統合医療や代替療法と言われる物で治る例が多々あります。
その様に病氣を治した方の多くに考え方の変化が見られます。何で自分だけ病気になったのか?その様な状態では病気に攻撃をします。確かに心理療法の中には病氣を攻撃する方法もありますが、この和国と言われる国では和の考えへの変化が見られるのです。和の反対は我です。
アイデンティティーの確立と言われますが、これは自我の確立です。よく日本人にはアイデンティティーが無いと言われました。自我が強くなると争いが多くなります。己が正しいと証明する為に裁判沙汰が多くなるのです。欧米が訴訟社会なのはその為です。自己実現の為に人に勝ち続けるという考えから病気に対しても勝つという思考になるのです。今の日本人に欧米人の様なアイデンティティーがあるかはわかりませんが、我の概念を強く持つ様になりました。モンスターペアレンツとかモンスターカスタマーとかはその典型例です。私の嫌いな都市部を歩いていると以前は人とぶつかりそうになると半分避ければぶつからなかったのですが、今ではそれではぶつかる様になりました。自分は避ける必要が無いという我の強い人が増えたか、周りを見ずに我の中に入り込んでいるのでしょう。
多くの伝統医療では病氣は体内のバランスの乱れにより起こされると考えられています。原因は外から来ることも中から生じる事もあります。そうすると病氣を治すというのは体内の崩れたバランスを元に戻す、調和の取れた状態に戻すという事が行われます。つまり和の考えで医療が行われているのです。
和の医療はその様な伝統医療の考えをベースに医学の進化を取り入れて、調和の崩れた箇所を見つけ自己治癒力を刺激する事で体内の調和を取り戻すと事を研究しています。